おくすりぽりぽり

国試や受験、薬や病気etc...一方的に発信するブログ。

薬ゼミ全国統一模試Ⅲ(239回)の成績

 

新年あけましておめでとうございます🎍

 

お久しぶりですねず実です🐀

干支は子年ではないけれどなんとなくおめでたい気分🌞

「TOKYO2020」とかだいぶ先の話のように感じてましたがあと半年くらいなんですね。

 

お正月を過ぎると受験生たちはいよいよラストスパートの時期です。

薬学生の方たちはもうすぐ国試前最後の模試ですね。ただ大学によっては国試直前に卒試があったりするので、国試だけに集中できないのが薬学生の悲しいところ・・・

 

 

ねず実の大学は薬ゼミ最後の模試が1月終わりがけでした。本番までちょうど一か月というところで実施されるこの模試は、単純に本番までのモチベーションに強く影響します。

 

この記事では、昨年度自分が受けた薬ゼミ全国統一模試Ⅲの成績と、模試前に取り組んでいたことを紹介します。

 

 

薬ゼミ模試Ⅲの結果

薬ゼミ全国統一模試Ⅲ(239回 2019年1月末~2月上旬実施)の結果

 

総合得点:235/345 (必須:72 理論:59 実践:163)

この時全国平均は自分が結果を受け取った時点で205点でした。全国上位20%くらい。

 

この最後の模試の周囲の人の点数と、その後の合否について当時を思い出しつつ書いてみましょう。あくまでもねず実の大学の話なので。

前提として、ねず実の年のボーダーは225です!

受験者数も多く、人数調整のためかボーダーが下がらなかった年・・・

  •  225~

この点数の人はほぼ合格してました。ギリギリ合格というよりはある程度余裕をもって合格している人が多かった印象。でも当てずっぽうで解答してこの点数を取れたと言う人は注意。

  • 200~220くらい

7割くらい合格していた印象。余裕をもって合格していた人と、ボーダーギリギリでの合格が半々だったような・・・。模試の時にこの点数で本番不合格となった人はあと2,3点という惜しい点数で不合格となった人がほとんど。焦りによる選択ミスやマークの塗り間違いといいたケアレスミスが運命の分かれ道!

  • 190~200くらい

半分弱はギリギリ合格。残念ながら不合格となってしまった人でも210~は得点していました。

  • 190未満

ねず実の周囲でこの点数を取っていた人たちは、そもそも卒業ができず、残念ながら国試が受けられませんでした。私立の薬学部では合格率を上げるために受験者を絞ってしまう傾向にあります。

実際受験していれば合格していたかもしれませんが、まず卒業できなければ国家試験の受験資格さえ得られないのです・・・☂

他の大学の人の話を聞いてみると、卒研や卒試のせいで国試の勉強が1月からになってしまったケースでは1月末の模試で190未満でも合格していたようです。あくまでもこういうケースもあったということで・・・

 

模試まで何をしていたか

最後の模試を控え、ねず実はやることを絞り、絞ったものを模試までにできるだけ繰り返すことにしました。

 

mofumofu-mushi.hateblo.jp

以前の記事でも説明したように、ねず実は幅広くやるよりもやることを絞って完璧にした方が、より考え方や知識を深めることができると思っています。

特にもう残り時間も少ない時期ですから、なおさらあれこれ手を出すのはあまりお勧めできません。

また、やることを絞ったほうが「これだけやれば大丈夫」という心のゆとりが生まれ、精神面でもプラスになるかと思います。

もちろん1,2回で身に付くタイプの人は手広くやっても問題ないと思いますが🐭

 

模試までに取り組んでいたもの(科目別)

  • 全科目共通

   ナビ・データ国試(青本の一問一答が集まったような参考書)

  • 化学、物理、薬理、病態

   領域別問題集

   薬ゼミまとめプリント

  • 生物、衛生、薬剤

   領域別問題集

  • 法規、実務

   青本

   薬ゼミまとめプリント

 

上記の通りの参考書で最後の模試に臨みました。もうこれ以外は見ない替わりにこいつらは制覇するぞと心に決めてやりました。

 

ねず実が法規、実務以外の科目を青本ではなく領域別問題集で勉強したのには理由があります。

自分は1月の時点で青本が1週もできておらず、しかも基本的な知識が身についていなかったため必須問題ですら当てずっぽうになっていたのです。

ここから真面目に青本に取り組んでも間に合わないと思ったため、領域別問題集をしっかりとやることにしたのです。法規と実務については最新の知識がかなり重要となるので青本にしました。

領域別問題集については問題ページだけでなく解説ページも覚えるようにしました。

青本よりも情報量が少ないため、解説ページまでやらないと危ないと判断したからです。

 

次に薬ゼミのまとめプリントについてです。これにはかなり助けられました。年末に大学で薬ゼミの各科目の先生方が配布してくれたもので、それぞれの科目の範囲ごとの基礎知識がぎゅっとまとめられていました。

求核置換反応や求電子置換反応ですら危うかったねず実には手放せないアイテムとなりました。

 

ちょっと書きすぎて情報過多になりそうなのでこの辺にしておきます。

最後に模試を受ける時に気を付けると良いことを紹介して終わりたいと思います。

 

模試で注意すると良いこと

  • 「正しいor誤っているものを選べ」、「1つor2つ選べ」を間違えないように一問一問意識する。(例:「誤っているものを選べ」で正しい選択肢を選ぶなど)
  • 直感も信じて!直感が間違っているという根拠がなければ直感で選んだ答えを信じよう。
  • 問題文の内容を読み違えないように。(例:「△△を阻害する~」と書いてあるのに「△△を活性化する~」と読み違えたり)

模試まであと少しですが、本番のつもりで取り組むと本番時のペースや解き方が掴みやすくなります。

最後の模試は今まで全く見たことのない問題が出る時もあります。知らない問題をどう解くか考える貴重な機会でもあるので、見たこともない問題が来ても落ち着いて立ち向かいましょう。

それでは良い模試を🐀