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受験で失敗しやすい人の特徴を考えてみた その②

こんにちは、ねず実です。

その①を書いたのがもう2年近く前なのか、時がすぎるのは早いね(他人事)

その①はこちら→


受験で失敗しやすい人の特徴を考えてみた その① - おくすりぽりぽり

 

今回は「受験に失敗しやすい人 その②」ということで

ねず実が思う失敗しやすい人の特徴と対策を挙げていきたいと思います。

 

その②:いつも不安で頭がいっぱい

 

受験において「気分」というものはとても大事。

自分で自分に「自分はできない、もし落ちたらどうしよう」と言い聞かせること自体が無駄な行為なのです。

 

本来は勉強した内容が入るくらい脳の容量があるのに

無駄な情報で頭を埋めることにより自ら知識を頭から追い出してしまっていては、いつまで経っても勉強は実を結べません。

 

また、不安で頭がいっぱいな人はそうでない人よりも集中力がないと思います。

やるべきは目先のテスト勉強なのにずっと先の将来の不安を考え続けたりするのです。

 

 

なぜそんな状態になる?

頭が不安で常にいっぱいな人たちはなぜそうなのでしょうか。

 

当のねず実も実は常に不安で頭がいっぱいなまさに「受験に失敗しやすい人」でした。

 

なぜ自分かこうなのか常々考えていましたが、自信満々な人たちとの明確な違いに気づきました。

 

それは成功体験の少なさ!

成功体験とは、必ずしも何かを成し遂げたことのみを示しているわけではありません。

 

自分のしたことが他者に認められ、褒められることなのだと考えています。

 

ねす実は中学受験、高校受験、大学受験と親に言われるがままに受けてきました。

親に毎度言われていたことが

「あなたは頭があまり良くないからだめだと思うけど取り敢えずここを受験しなさい」。

 

例え合格しても、「お前の頭では周りの人についていけないかもしれないね、入学できたからって調子乗るなよ」。

不合格なら、「ああ、やっぱりね。」

 

何をしても褒められず、自分が失敗する光景が常に頭に付き纏っていました。

 

勉強中も

「無事合格してもどうせその後落ちこぼれるだけ」

「どうせ受からないのに何やってるんだろう」

と余計なことばかり考えていましました。

 

学校でテストを受ける度に「自分にはどうせわからない」と手が震えて問題に集中できない。

 

成功体験の少なさが招くのはいつまでも失敗し続ける負のループです。

最終的には成功しそうでも自分でその機会を潰すようになります。

 

成功体験が多い人はポジティブになっていきます。

そういう人って、本番120%の力が出せるので

もう成功のループです。

少しの失敗も「何とかなるでしょ!」と跳ね除けられるのでその後に引きずりにくいです。

 

成功体験はまやかし

成功体験というものは実際成功したかどうかというより

その人にとって自己承認に繋がるかどうかだとねず実は考えています。

 

なので「これが成功体験だ!」ということがあるわけではないのです。

 

重い荷物を持つお年寄りを助けて「ありがとう」と感謝される。

これも立派な成功体験、自己承認につながる出来事です。

 

なので成功体験の少なさは気持ちでカバーできる側面もあると思います。

 

「親にはいつも貶されるけど、客観的にまて自分は普通だし、なんなら○○は人から褒められたことがある!」

みたいに、考え方を変えれば成功体験を潰されてきた呪縛を自分で一つ一つ切ることも可能です。

 

とにかく不安で何も集中出来ない!どうすればいい?

染み込んだ不安感というのは直ぐに断ち切れるものではありません。

ポジティブになろうとしてもウジウジ考えてしまう方もいるでしょう。

 

自分はまさにそのタイプ。

ようやく自分のその性質と付き合えるようになったのは大学6年生の時。

そう、薬剤師国家試験という失敗出来ないイベントを控えた学年。

 

編み出した方法が音楽を聞きながら勉強することと、「不安タイム」を設けること。

 

1つ目の音楽を聞きながらはやっている人多いですよね。

余計なことばかり考えるタイプの人は静かな環境だと頭の中で余計なことがより強調されてしいます。

 

「不安タイム」というのは「自分の不安と向き合い、不安についてたっぷり考えていい時間」。

 

アホらしいと思うかもしれませんが、中途半端にだらだらと不安になり続けるより

いっそ好きなだけ不安なことについて考える時間を作り

あとは勉強に集中するという手法が自分に合っていたのです。

「不安タイム」の過ごし方

ねず実流「不安タイム」を紹介したいと思います。

「不安タイム」はいつ入れる?

自分は集中力が切れたときに10~20分入れてました。

入れすぎるとわざわざこんなタイム設ける意味がないので1時間~1時間半に1回を目安に。

「不安タイム」何をする?

この普段頭を占める不安について好きなだけ考える「不安タイム」、

不安の内容によって過ごし方か変わります。

具体的に頭を占める不安の内容に合わせて自分がどう過ごしていたか紹介します。 

①本当に合格するのか不安

勉強スケジュールを見直す。

目標(目標大学や目標資格)にむけて今の勉強ペースで大丈夫そうか自分の勉強量を見直すことで

「このスケジュールに沿えられれば大丈夫」ど自分を安心させる。

「模試の合格判定Dから合格した」といった内容のブログや動画を見て勇気をもらう。

②後悔や不安、誰かに言われた嫌な言葉が頭の中を巡る

これのせいで勉強に身が入らない人は多いのではないでしょうか。

一番良いのは誰かに愚痴を聞いてもらったり、慰め合ったりしてスッキリすること。

自分は基本一人が多かったのでグチや慰め合いができず。

 

ぼっちなりの対処法は「頭の中から余計なことを負い出す」こと。

自分の場合は音楽を使ってました。

 

やり方としては、頭の中を不安や過去の後悔など余計なことがぐるぐるするようになったらヘッドホンまたはイヤホンをつけます。

音楽をつけて5分~10分音楽にただ集中します。

この時使う音楽は歌詞のないものが望ましいです。

 

ねず実はゲームのサントラ使ってました。

国試の勉強中最も聴いたのは「ウィッチャー3 ワイルドハンド」のサントラ。

戦闘系BGMって自分を鼓舞するという意味でもおすすめです。

 

もし勉強中に突然過去の嫌な記憶などで頭の中が支配されてしまったら

音楽に少し集中してみて、余分な考え事は頭から追い出しちゃいましょう。

③将来が不安

世の中には学生にして漠然とした将来の不安が常に付き纏っている人もいます。

 

学生は世界が狭いからね。

ただ「未来が不安だー、大学入った後を考えると不安だー」と一人で悶々としてもあまり意味ない。

 

不安タイムに将来に関する勉強をして少しでも自分の気持ちを落ち着けましょう。

 

未来への不安で頭いっぱいな人に是非お勧めしたいのがYouTube!

世界中の人が色んな情報を提供してくれています。

 

例えば国試勉強中に「順調に大学卒業して薬剤師になれてもどうせ将来貧乏のままなんだ」と悶々としていた自分が見ていたのは”投資”について。

他国の人の動画も字幕付きで見られて便利。

 

投資に関する内容の動画を見て、「無事に合格して社会人になったらこういうことにお金を使おう」、「こういう資格に挑戦してみようかな」と一人妄想しておりました。

 

未来への希望は勉強のモチベーションアップにも繋がります。

ぜひ不安タイムに将来のことも考えてみてください。

まとめ

勉強しようと思いたったからといって、

しっかり集中力を保ってバリバリ勉強するのって人によってはとても難しいです。

この記事で、受験生のみなさんが少しでも勉強に集中できるようになるためのお手伝いができたら嬉しいです。

 

成功体験の少なさはその後に影響を及ぼすと今回の記事でも書きました。

今あなたが頑張っているその試験もぜひ成功させて、成功体験に加えましょう!

 

この記事の内容は少しずつ増やしていく予定です。

 

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